研究課題
若手研究(B)
デ・ステイルの造形とシェーンベルクの「十二音技法」の音楽は、異なる芸術領域でありながらも、それぞれの芸術領域において自明のものとしてあった「重力」を前提とした絵画や建築の表現、「調性」に従った音楽の表現に対して、この「重力」や「調性」というものに束縛されない自由な表現を求める強い意識が認められる。また、「上下前後左右の消失」という共通する概念と言語的な表現を共有し、それを作品制作として試みる事によって、この「無重力」や「無調性」といった「中心」のない存在を追及していた事が明らかとなった。
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博士論文
芸術工学会誌
巻: 第56号 ページ: 109-116
フ・マティアス・ハウアーとヨハネス・イッテン‐、神戸芸術工科大学紀要、Web化第6号
http://kiyou.kobe-du. ac.jp/09/thesis/08-01.html、2010
神戸芸術工科大学紀要、Web化第5号
http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/thesis/08-01.html