研究課題
若手研究(B)
鎌倉中期の文永~永仁年間には、仙覚『万葉集註釈』、源氏物語の注釈書である『紫明抄』、古今集の注釈書である『三流抄』などが成立した。本研究では、これらを同時代の学芸とみなし、ジャンル横断的にとらえて、この時代の注釈書の特徴について考察した。とくに、悉曇学(梵語の文字と音韻の学問)の考え方が、古典文学の注釈書と深い関わりを持っていることに着目して、注釈書に見られる言語意識を明らかにした。
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叙説
巻: 40号 ページ: 147-161
日本文学
巻: 61巻7号 ページ: 22-32
中世の学芸と古典注釈
巻: 竹林舎刊 ページ: 261-286
鳥獣虫魚の文学史 鳥の巻
巻: 三弥井書店刊 ページ: 179-195
文学隔月刊
巻: 12巻4号 ページ: 70-85
聖なる声
巻: 三弥井書店刊 ページ: 156-176