研究課題
若手研究(B)
院政期を代表する歌学者であった藤原清輔は、自身が書写校訂した勅撰和歌集にペリテクスト(注記を指す。勘物とも)を書き加えている。このペリテクストに焦点を当て、清輔の行った勅撰和歌集の研究方法を分析した。主な成果として、(1)散佚した清輔本古今集のペリテクストを発見、(2)清輔本ペリテクストの役割を明らかにし、歌学書との関係性をモデル化、(3)清輔本後拾遺集のペリテクストを同定する方法の提示、という3点が挙げられる。
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陽明文庫王朝和歌集影
ページ: 188-192
文学・語学
巻: 201号 ページ: 1-17
京都大学國文學論叢
巻: 25号 ページ: 1-14