研究課題
若手研究(B)
称名寺(横浜市金沢区)に所蔵される寺院資料中の中世神道に関する文献資料を中心に調査を行い、寺院文化圏内で形成された中世神道説とその背景について探求した。重要な神道関係資料については全文を翻刻し、解題を付して公開した。また、中世神道資料を生み出す母胎になったとみられる神道儀礼の存在を明らかにし、中世の説話や芸能論と神道説との関わりや、習合的性格を持つ荒神の図像の成立背景についても研究を進めた。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
『金沢文庫研究』(神奈川県立金沢文庫)
巻: 329号 ページ: 43-48
仏教美術論集第二巻『図像学I―イメージの成立と伝承』(竹林舎)
ページ: 334-349
特別展図録『解脱上人貞慶―鎌倉仏教の本流―』(奈良国立博物館)
ページ: 208-211
『巡礼記研究』(巡礼記研究会)
巻: 第8集 ページ: 55-73
『説話文学研究』(説話文学会)
巻: 46号 ページ: 29-40
『能と狂言』
巻: 第九号 ページ: 56-69
中世文学と隣接諸学(3)『中世神話と神祇・神道世界』(伊藤聡編、竹林舎)
ページ: 528-548
巻: 326号 ページ: 29-44