ヘミングウェイのカトリシズムと共産主義

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22720103
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 英米・英語圏文学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 高野 泰志 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (50347192)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: ヘミングウェイ / カトリシズム / 共産主義

研究概要

イタリアのミラノとドーフ・チロルにて現地調査を行い、スイスのローザンヌで開催された国際ヘミングウェイ学会にて研究発表を行った。また国内でも関連研究を2回にわたって学会発表を行い、その成果を『マーク・トウェイン批評と研究』の投稿論文、ヘミングウェイ没後50周年記念論文集『アーネスト・ヘミングウェイ-21世紀から読む作家の地平』、および『ヘミングウェイ大事典』で発表した。

研究成果

• [雑誌論文] 欲望の荒野トウェインとヘミングウェイの楽園 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 雑誌名: 日本マーク・トウェイン協会『マーク・トウェイン研究と批評』 巻: 第10号 ページ: 70-78
• [学会発表] トウェインとヘミングウェイ,ハックとニック (2010)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 学会等名: 日本アメリカ文学会第49回全国大会シンポジウム「ls Mark Twain Dead?マーク・トウェインの文学的遺産」
  • 発表場所: 立正大学
  • 年月日: 2010-10-10
• [学会発表] Where the Church Used to Exist : Conflict between Religion and Politics in Hemingway' s Works (2010)
  • 著者名/発表者名: Yasushi Takano
  • 学会等名: The 14th Biennial International Hemingway Society Conference in Lausanne
  • 発表場所: University of Lausanne
  • 年月日: 2010-06-30
• [学会発表] ボーとヘミングウェイ:暴力と身体を描く作家たち (2010)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 学会等名: 日本英文学会第82回全国大会シンポジウム「エドガー・アラン・ボーとアメリカ文学一一ポスト生誕200年の光芒」
  • 発表場所: 神戸大学
  • 年月日: 2010-05-30
• [図書] ヘミングウェイ大事典 (2012)
  • 著者名/発表者名: 今村楯夫、島村法夫監修、高野泰志,他
  • 総ページ数: 1000
  • 出版者: 勉誠出版
• [図書] アーネスト・ヘミングウェイ21世紀から読む作家の地平 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大森昭生、高野泰志,他
  • 総ページ数: 395
  • 出版者: 臨川書店