研究課題
若手研究(B)
現代ユダヤ系アメリカ作家は、概してホロコーストを従来的に据えようとしない。彼らは事件の再検や記憶の分有を求めるというよりも、未体験のホロコーストを想像することで、新たなホロコースト文学を創造しているのではないか。この着眼を実証するために、本研究は現代ユダヤ系アメリカ文学を「ポスト・ホロコースト」(Post-Holocaust)の文学として特徴づけてきた。研究の主眼は、いかに彼らがホロコーストを特異に捉えようとしているかの発見である。
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