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2013 年度 実績報告書

韻文および散文の『メノロギウム』:暦学教育との関連から

研究課題

研究課題/領域番号 22720113
研究機関駒澤大学

研究代表者

唐澤 一友  駒澤大学, 文学部, 教授 (00347288)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード古英語文学 / アングロ・サクソン学 / 暦学
研究概要

本年度は本研究の最終年度に当たるため、これまでの研究の総まとめをし、「研究の目的」に示した最終目標を達成すべく、以下の①~④を行うことを目標としていた。
①英国の図書館におけるこれまでの実地調査の結果を踏まえ、特に当時のカレンダーについての論考を論文の形でまとめる。
②韻文および散文のMenologiumのエディションに付すためのイントロダクションを執筆する。
③写本の最終確認をしながら、上記エディションのテクストを完成させる(注およびグロッサリーも併せて作成する)。
④上記エディションにAppendixの形で付す参考資料を整備する。
①については、論文を執筆し発表することが出来た。②についてはイントロダクションを執筆・完成することが出来た。③についても、写本を参照しながら最終確認をした上で、エディションのテクストおよびコメンタリーやグロッサリーを完成させることが出来た。④については、Metrical Calendar of Yorkという類似作品や、古アイルランド語による類似作品のエディション、アングロ・サクソン時代に作成されたカレンダーにおける祝日、断食日、春分・秋分、冬至・夏至の日付の一覧、古英語文献における月の名称の使用法、およびその観点から見たMenologiumにおける月の名称の用法についての論考などとしてまとめることが出来た。以上のように、本年度の目標①~④を全て予定通り達成することが出来た。その結果、4年間の研究の最終目標であったMenologiumのエディションを完成させることが出来た。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Anglo-Saxon Calendars研究 重要な固定祝日を中心に2013

    • 著者名/発表者名
      唐澤一友
    • 雑誌名

      駒澤大学文学部英米文学科論集

      巻: 48 ページ: 147-173

  • [学会発表] Anglo-Saxon ChronicleのC写本におけるMenologiumおよびMaxims IIの役割

    • 著者名/発表者名
      唐澤一友
    • 学会等名
      日本中世英語英文学会
    • 発表場所
      愛知学院大学

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公開日: 2015-05-28  

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