研究課題
若手研究(B)
本研究は西洋文化を理解する上で欠かせない、ギリシア・ローマ文学の影響という問題を取り上げ、中でもその黎明期にあたる、中世の古典受容を調べている。具体的には、「驚異」という概念がどう捉えられていたかを、ギリシア語、ラテン語、中世フランス語、中世英語等の資料を用いて分析した。その結果、中世の驚異の概念が、西洋古典に基づきながらも、さらに複雑な視点を有し、自己認識の問題とより深く結びついている事が判明した。
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Studies in Medieval English Language and Literature
巻: 27巻(掲載決定)