研究課題
若手研究(B)
1990年代以降、第一次世界大戦の文化的側面に着目した歴史家たちによって、「戦争文化」という概念が提唱され、戦闘員のみならず銃後で戦争を生きた人々の心性をも対象とした研究が展開された。この「戦争文化」の概念を文学の分析に援用した学際的研究である本研究は、戦中から戦後にかけての文学の生産と受容を、戦争遂行のために再編成された文化状況のなかに置き直すことで、大戦表象の生成過程を跡づけたと同時に、このような文化状況に直面した作家たちの反応を、具体的な例に則して明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
言語態研究の現在 (七月堂)
ページ: 231-248
人文論究 (関西学院大学人文学会)
巻: 第63巻、第4号 ページ: 99-113
New Partisan Review (塚原史編集・発行)
巻: (創刊号) ページ: 4-27
ZINBVN (京都大学人文科学研究所)
巻: 42 ページ: 87-110
『関西フランス語フランス文学 (日本フランス語フランス文学会関西支部)
巻: 第16号 ページ: 64-76