研究課題
若手研究(B)
後漢時代の許慎『説文解字』叙には、秦の時代に8種類の書体、新の王莽の時には6種類の書体が存在したことを記述する。古文は王莽の時代に存在した6つの書体の一つとして取り上げられているのである。また古文の異体字として奇字という書体もあったという。そこで、近年出土の著しい楚簡における研究成果を利用し、『説文解字』における古文と奇字の関係を捉えなおして、古文と奇字を区別した許愼の認識をとらえ、当時に於ける戦国文字の認識を再考した。
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慶星大學校 韓國漢字研究所
巻: 第7 輯 ページ: 199-219
中国文字研究
巻: 第十六輯 ページ: 134-142
日本東方學
巻: 第二輯 ページ: 67-90
漢字研究
巻: 第5輯 ページ: 19-36