研究課題
若手研究(B)
本研究は、モンゴル語の主要な語形成手段である、派生と複合に関するものである。(1)従来、派生接辞とされてきた接辞の中に、屈折接辞の特徴も有するものがあること、および、(2)複合語として分類されてきたものの中に、構成要素間の結合度が「典型的な」複合語と比べて弱いものがあることを明らかにした。考察に当たっては、従来行なわれてきた形態に関する記述に加えて、音韻や統語など他の領域との関係にも留意した。さらに、(3)「派生と屈折」「複合語と句」などの「区分」の妥当性についても検討した。
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北方言語研究
巻: 第2号 ページ: 47-72
http://hdl.handle.net/2115/49252