研究課題
若手研究(B)
本研究は、大規模コーパスを用い、日本語の自発音声における韻律句末の音調と談話構造や意味用法の関係を分類.整理することを目的とし、2カ年計画で行われた。例えば、接続助詞「が」については(1)新しい話題を導入する時には上昇調が、(2)対比の意味を示す時には上昇下降調が使われやすいなどの傾向がみられた。しかし、これらの対応関係は必ずしも1対1というわけではなく、むしろ話し言葉では句末の音調と意味用法は幅を持って緩やかに対応しているということが、定量的データ分析より示されたといえる。
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大阪大学言語文化学
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人工知能学会研究会資料
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第24回日本音声学会全国大会予稿集
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