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2011 年度 実績報告書

Universals in Sound Iconicity

研究課題

研究課題/領域番号 22720170
研究機関同志社大学

研究代表者

AURACHER Jan  同志社大学, 言語文化教育研究センター, 助教 (10548035)

キーワード国際情報交換ドイツ
研究概要

本研究ではまず、計画を進めるに当たって必要となった様々なジャンル(詩・散文・物語・新聞など)のテキストコーパスの収集を行った。その際、詩については一つの言語だけではなく、いくつかの言語(ドイツ語・フランス語・中国語・日本語)のものを収集した。まずは、ドイツ語の詩を音声学的に分析し、一区切りごとにどのぐらいの頻度で音声(発音)グループ(破裂音・鼻音・摩擦音などの調音法)が現れるかを調査した。そしてそこから、音声の相対的頻度とそれぞれの音声グループの割合を割り出した。その調査方法としては、まず、各音声グループの特徴がよく出ているドイツ語の詩を選び、約450人の被験者にその詩を読んでもらい、評価をしてもらった。被験者は詩を読んだ後で、調査用紙に記されたベース(基本)となる7つの感情(Ekman, P.:1992)に基づいてその詩を評価した。この調査結果によると、それぞれのアーティキュレーションによって異なる感情的な顔の表情と、特定の音声が関係しているという事を推測することができる。その後、同様の調査をフランス語・中国語・日本語の詩で行ったが、外国語の音声学的分析上の問題のため研究は難航している。
また、最終年度である昨年度はテキスト内の音声グループや単語グループ(動詞)などの意味内容を分析するためのコンピュータープログラムを新たに開発した。そして上述の被験者アンケート調査・評価に加え、このプログラムも使用しながら、音声と意味の関係についての調査を進めた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Sound of Emotion2012

    • 著者名/発表者名
      Auracher, Jan
    • 雑誌名

      Doshisha Society for the Study of Language and Culture

      巻: 14巻(2) ページ: 147貢~161貢

    • DOI

      http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=TB12291990&elmid=Body&lfname=006014020301.pdf

    • 査読あり
  • [学会発表] Showing with words: Empirical study on the influence of concrete and abstract language on involvement and suspense2012

    • 著者名/発表者名
      Jan Auracher
    • 学会等名
      13th Biennial Meeting of the International Society for the Empirical Study of Literature and Media
    • 発表場所
      Montreal, Canada
    • 年月日
      20120708-20120710

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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