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2011 年度 研究成果報告書

「聞いて話す」能力測定のための基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22720205
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関清泉女子大学 (2011)
愛知文教大学 (2010)

研究代表者

西村 美保  清泉女子大学, 文学部, 准教授 (60410875)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワードACTFL-OPI / 「聞いて話す」能力 / 語用論的能力 / 共同発話 / 先取り / 予測
研究概要

日本語非母語話者の聞き手行動を調査した結果、会話への聞き手側からの積極的な参加が必要な引き取りの方法は難度が高いということがわかった。これは言い換えれば、ACTFL-OPI判定において、「語用論的能力」が、中級話者の受け身的な態度と、上級話者の自発的な態度とを決定的に隔てているということになる。このことから、聞き手となる日本語非母語話者が、話し手である相手(テスター)の意図や文脈などを適切に推測した上で応答できるかどうかの能力が、談話管理のストラテジー、ひいては対話を続ける能力を測る一つの指標となると言える。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] OPIにおける「聞いて話す」能力測定の意義2011

    • 著者名/発表者名
      西村美保
    • 雑誌名

      清泉女子大学紀要

      巻: 第59号 ページ: 185-191

    • 査読あり
  • [学会発表] OPIにおける語用論的知識2011

    • 著者名/発表者名
      西村美保
    • 学会等名
      日本語プロフィシェンシー研究会2011年度第1回例会
    • 発表場所
      南山大学(名古屋市)
    • 年月日
      2011-11-19
  • [学会発表] OPIにおける「聞いて話す」能力測定の意義2011

    • 著者名/発表者名
      西村美保
    • 学会等名
      第8回国際OPIシンポジウム
    • 発表場所
      ポートランド州立大学(米国オレゴン州)
    • 年月日
      2011-08-06
  • [学会発表] OPI発話における学習者の「聞き手の反応」-共同発話を中心に-2010

    • 著者名/発表者名
      稲熊(西村)美保・古川智樹
    • 学会等名
      2010世界日本語教育大会(ICJLE2010)
    • 発表場所
      国立政治大学(台湾・台北)
    • 年月日
      2010-07-31

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公開日: 2013-07-31  

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