研究課題
若手研究(B)
日本人英語学習者のスピーキング能力がどのように伸びるかについて、中学校・高校・大学の文脈において研究されてきたが、伸びのパターンについてまだ一定の傾向が見えてきていない。本研究の目的は、メタ分析を用いることにより、複数の先行研究における結果を統計的に統合し、全体的な発達傾向と、発達に影響すると思われる要因ごとに、発達パターンを吟味することである。13件の関連文献での情報を用いて分析した結果、流暢さと統語的複雑さにおいて、小から中程度の伸びが見られた。正確さについては、有意な伸びが見られなかった。調整変数分析を行ったが、校種間・指導期間の違いでは、伸びの程度の違いを有意に説明できなかった。
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