アーストラリ-の高齢者施設では、外国出身者による介護士・看護師が約25%を占めており、コミュニケーションが問題になる場合もあるが、仕事の内容自体が劣ることはない事を理由に、これらの問題については受け入れ側の対応が求められていた。タ゜の国際病院では、医療観光だけでなく在住外国人を対象とした医療の場でも多言語対応が行われており、通訳の役割は特に大きい。医療通訳は病院、患者の双方からの様々なプレッシャーによって消耗しやすくなっている。この感情労働に対処するため、言語、文化、医療などの知識の訓練に加えて、精神的な強さを育成する訓練が求められている。
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