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2011 年度 実績報告書

解放後韓国の留学生送り出しにおける外国語教育の役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22720222
研究機関椙山女学園大学

研究代表者

樋口 謙一郎  椙山女学園大学, 文化情報学部, 准教授 (40386561)

キーワード言語政策 / 外国語教育 / 留学 / 韓国
研究概要

前年度において、本研究の基礎作業として解放後韓国の外国語教育の通史の構築に努めたのに続き、本年度は、留学事業および留学生の量的・質的変遷に関する歴史的研究を中心に行った。前年度の成果を基礎としつつ、本研究に一貫する問題意識を再度整理するとともに、個別テーマおよび関連テーマの論稿を蓄積して、最終的な研究成果をまとめるべく準備を行った。米国立公文書館(NAIRA)において、米軍政期南朝鮮および大韓民国独立直後の時期の教育施策および米国による対韓援助に関する米国側資料の収集を行い、これは現在分析の途中にある。韓国での補足調査も行い、ソウルおよび釜山において資料収集や専門家との協議を繰り返したほか、学術関係者および政策関係者の協力を得て、韓国の外国語教育政策および留学関連施策に関する資料収集・インタビュー調査を行うことにより、韓国の留学生送り出しにおける複合的要因をさらに精緻に検討するとともに、先行研究から得られる情報の更新や知見の検証も行うことができた。それらの成果の一部は、書籍などへの寄稿、関連学会や研究会などでの報告により公表したほか、メディアへの寄稿やインタビュー取材への対応を通じて、一般にも紹介するよう努めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

作業は概ね予定通り進んでいる。

今後の研究の推進方策

予定通り研究を進めるが、米国立公文書館における追加調査を行い、その結果も踏まえて最終的な研究成果を提出したい。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] シンポジウム・韓国英語教育の多角的考察と研究手法2011

    • 著者名/発表者名
      樋口謙一郎、カレイラ松崎順子、李ヒョンジョン、木村麻衣子
    • 学会等名
      日本「アジア英語」学会
    • 発表場所
      椙山女学園大学
    • 年月日
      2011-12-10
  • [学会発表] 韓国の言語政策と英語教育2011

    • 著者名/発表者名
      樋口謙一郎
    • 学会等名
      中京大学国際英語学研究科・大学英語教育学会(JACET)中部支部共催・2011年度学術講演会
    • 発表場所
      中京大学
    • 年月日
      2011-10-01
  • [図書] Multilingual Hong Kong : Language and Experience2012

    • 著者名/発表者名
      Higuchi Ken'ichiro, Kwong YanKit
    • 総ページ数
      108
    • 出版者
      V2 Solution

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公開日: 2013-06-26  

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