研究課題
若手研究(B)
明治政府が行なった同時代史編纂、つまり、明治維新や西南戦争、あるいは政府自身の事績をまとめた編纂物について、太政官修史部局が担当した三つの編纂物(「明治史要」「征西始末」「府県史料」)について、その編纂経緯や編纂過程を明らかにし、またその背景となった歴史意識のあり方について考察を加えた。その結果、歴史記述のスタイルをめぐる対立的な構想が存在していたことが明らかとなった。
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東京大学史料編纂所研究紀要
巻: 21 ページ: 58~75