研究課題
若手研究(B)
本研究では、平安貴族社会における社会的関係を探るために、書状によって伝えられた社会的情報がある特定の空間で共有化され管理されるという事実に注目した。従来、史学的研究対象としてあまり扱われてこなかった墨跡・手鑑・女性の仮名書状・古典文学・古往来を含めた平安期書状を総合的に集成・分析した。その結果、書状による情報共有化過程と機能が明らかとなり、今後の平安貴族社会研究に活用できることが確認できた。
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