研究課題
若手研究(B)
本研究は、19世紀におけるアイヌ統治政策を対象とし、統治政策の前線に位置した実務官吏の思想・行動を分析することで、当該期のアイヌ同化政策の根幹には仁政的ヒューマニズムが存在したことを明らかにした。また、近世的華夷秩序意識からの逸脱がアイヌ統治政策にも強く影響したこと、近代的国民国家への転換に際しては、19世紀特有の華夷意識が存在したことを明らかにした。
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日本歴史
巻: 760巻 ページ: 120-122
歴史学研究
巻: 885 ページ: 110-112