研究課題
若手研究(B)
本研究は、「書」文化の広がりに重要な役割を果たした、書蹟の複製品たる 「法帖」 を取り上げて、 その清代における刊行事業の実態を解明することを目的とする。特に、康熙帝をはじめ清朝満族皇帝たちが行った、法帖の刊行を中心とする様々な「書」に関わる文化政策を仔細に分析することによって、清代における絶大なる皇帝権力と伝統的「書」文化との関係性を明らかにし、更には「書」文化が政治利用されてゆく軌跡を辿った。
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金壺集-石田肇教授退休記念金石書学論叢-
ページ: 154-168
書法漢学研究
巻: 7号 ページ: 1-11