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2011 年度 研究成果報告書

近代ハプスブルク帝国の社会政策にみる個人・中間集団・国家の関係史

研究課題

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研究課題/領域番号 22720280
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関東京大学

研究代表者

桐生 裕子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 学術研究員 (10572779)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード西洋史 / 東欧 / 中欧 / 社会政策 / 帝国
研究概要

本研究では、ハプスブルク帝国の社会政策を検討対象として、近代におけるハプスブルク帝国の変容とその特質について明らかにすることを試みた。具体的には、1893年に帝国政府によって提案された強制加入制の農業組合をめぐる議論を取り上げ、この議論を、帝国権力と住民諸集団がそれぞれどのように国家と住民との関係を構想していたか、という視点から検討した。以上の作業を通じて、19世紀から20世紀にかけての時代に、ハプスブルク帝国における個人・中間集団・国家の関係が大きく変化しつつあったことを明らかにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] チェコ農村近代史からネイションとナショナリズムについて考える2010

    • 著者名/発表者名
      桐生裕子
    • 雑誌名

      歴史と地理

      巻: 636 ページ: 60-64

  • [図書] 近代ボヘミア農村と市民社会-19世紀後半ハプスブルク帝国における社会変容と国民化-2012

    • 著者名/発表者名
      桐生裕子
    • 総ページ数
      340
    • 出版者
      刀水書房

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公開日: 2013-07-31  

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