研究課題
若手研究(B)
18 世紀、19 世紀のイギリスで隆盛を極めたチャリティ活動は、20世紀初頭の「国家福祉」萌芽期においてもなお、困窮者救済に根本的な重要性を持ち続けた。本研究では、第一次世界大戦期に行われた「戦争チャリティ」の実態を実態的かつ言説的に分析することで、国家の積極的介入がこれまでになく強く求められていた戦時下にあってさえ、チャリティの伝統が強固に力を発揮し続けていたさまを明らかにすることができた。
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歴史学研究
巻: 887 ページ: 10-22
西洋史論叢
巻: 32 ページ: 11-19
大原社会問題研究所雑誌
巻: 626 ページ: 11-19