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2011 年度 実績報告書

遺構実測図のデジタル化支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22720287
研究機関茨城大学

研究代表者

梅津 信幸  茨城大学, 工学部, 助教 (30312771)

キーワード画像認識 / ネットワークサービス / 考古学 / アルゴリズム / ラスター・ベクター変換
研究概要

今日、考古学の発掘調査においては、発掘と並行して各種の測定を行い、遺構実測図を作成するのが通例である。発掘現場での手描き実測図の描画と同程度の時間を用いて、いまだに人手で多くの遺構実測図がベクトルデータ化されている。本研究では、現場での実測図の作成段階ではなく、その後のベクトル化(デジタルトレース)の段階に着目し、コンピュータ支援により作業過程を効率化することを目的とする。その効果として、デジタルデータから遺構の数値的特徴を抽出することによる比較検討や、一般向けの発表資料として各種の遺構実測図の利用促進が期待できる。
本年度は、昨年度に引き続きスキャンされた画像からベクトルデータを抽出する処理のソフトウェアの開発を進め、実際の遺構実測図データへ適用する実験を行った。さらに、学会発表・論文投稿により研究成果の公開を進めた。
1.アルゴリズムの改良と性能評価
遺構実測図は通常、薄い青色の方眼紙に描画されることが多い。本年度は、離散フーリエ変換によって画像中の繰り返し成分を抽出する処理を実装して効果を上げた。さらに、カラー画像としてスキャンすることによって、鉛筆の黒い描線と青い方眼とを区別する処理を試みた。原画と人手によるデジタル化データの両者が揃う少数の実測図を用いて、評価を行った。
2.成果報告書の作成および成果の公開
本研究テーマの成果を平成23年12月の映像情報メディア学会の冬季大会にて発表した。さらに、その発表を土台として論文を同学会に投稿した(本報告書の執筆時点で条件付き採録となっている)。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 考古学における遺構実測図のデジタル化支援2011

    • 著者名/発表者名
      梅津信幸、長谷川修一
    • 学会等名
      映像情報メディア学会
    • 発表場所
      芝浦工業大学(東京)
    • 年月日
      2011-12-22

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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