研究課題
若手研究(B)
本研究では、特別なコバルト・ブルーを用いて、古代エジプト、新王国時代に新たに生産が開始された青色彩文土器を対象とし、考古学的研究、化学分析から、製作技術を明らかにし、そこから当時の社会、国際交流の様相を描き出すことを目的とした。調査研究の結果、製作技術を明らかにするとともに、新王国時代中期のアジア遠征による新技術の導入が、新たな彩文土器を作り出す契機として指摘された。また、装飾が次第に規格化することから、時代とともに大量生産されるようになった点を指摘した。
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永遠に生きる―吉村作治先生古稀記念論文集
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