研究課題
若手研究(B)
本研究では,縄文時代の遺跡出土植物遺体および土器付着炭化物の分析を行うことにより,土器出現期の土器の用途について検討をおこなったほか,縄文時代の植物利用の変遷についての年代学的な証拠を得た。日本列島で最古の堅果類利用の証拠である約13400年前の東黒土田遺跡や王子山遺跡の資料の年代を確定したほか,日本最古のウルシ材である鳥浜貝塚出土木材の年代が12600年前であることを明らかにした。縄文時代後晩期の漆利用に関連する資料が多く見つかった下宅部遺跡においても体系的な14C年代測定を実施した。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (10件) 図書 (3件)
国立歴史民俗博物館研究報告
巻: 187 (印刷中)
第10回日韓新石器時代共同学術大会発表資料集「韓・日初期新石器文化の比較研究」 (韓国新石器学会)
ページ: 35-57
国立歴史民俗博物館研究報告 (九州縄文研究会)
巻: 178 ページ: 1-55
Quaternary International
巻: 248 ページ: 22-31
巻: 172 ページ: 101-116
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター紀要
巻: 2009 ページ: 27-31