研究課題
若手研究(B)
本研究は、「住宅」と「福祉」を融合した新たな居住福祉の在り方と、両者を包含する「地域」におけるコミュニティの実践が、貧困や格差によってもたらされる複雑化した福祉課題を解決する可能性について検討した。複数の研究対象地域におけるフィールドワークによる調査によって、それぞれの地域における福祉課題と地理的条件は互いに関係性が深いことが実証された。その結果、地域の複雑化した福祉課題には、地域密着型のコミュニティワークによる居住福祉支援が有効であることが示唆された。
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お茶の水地理
巻: 51号 ページ: 2-16
貧困研究
巻: 5巻 ページ: 32-41