研究課題
若手研究(B)
本研究では、「交通死」被害者遺族の法的救済のあり方について検討を行った。被害者遺族や弁護士等を対象に行った聴き取り調査の結果から、(1)民事的救済では定期金賠償に基づく損害賠償金の「命日払い」請求など損害賠償の象徴的な意味づけが重視されること、(2)意見陳述制度や被害者参加制度など刑事裁判手続への参加が被害者遺族にとって一定の救済機能を果たし得ること、を明らかにすることができた。
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