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2012 年度 研究成果報告書

米国のLittle FTC Actsとフランチャイズ規制

研究課題

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研究課題/領域番号 22730044
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会法学
研究機関弘前大学

研究代表者

長谷河 亜希子  弘前大学, 人文学部, 准教授 (00431429)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワードフランチャイズ / 反トラスト法 / 経済法 / 独占禁止法
研究概要

フランチャイズ(FC)システムにおいて、本部が優越的地位の濫用をしていないか否かの判断に当たっては、加盟店の負担の程度、および、本部と加盟店間の利益配分のバランス、さらに事前にジーが当該負担について把握しており、なおかつ、その負担・不利益を加盟店が軽減できる手段を本部が制限していないか、そして、本部に対する加盟店の報告請求権を不当に害していないかという観点が重要になる。そして、米国、韓国といった諸外国の法制度から学ぶに、FC契約の情報開示規制法に加えて、FC契約関係規制法も制定する必要があり、同法は本部にとっても、FC問題が生じた際には問題解決の指針を示すものとなることから、本部にとっても加盟店にとっても、関係規制法の制定はメリットがあると考えられる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2010

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] セブン-イレブンの24時間営業差止請求事件(東京地方裁判所平成23年12月22日判決)、TKC速報判例解説Web版(2012年6月22日掲載。現在は会員のみ閲覧可能)のちに新・判例解説編集委員会編2012

    • 著者名/発表者名
      長谷河 亜希子
    • 雑誌名

      『新・判例解説Watch2012年10月(法学セミナー増刊速報判例解説)』

      巻: Vol.11 ページ: 195-198

  • [雑誌論文] セブン-イレブンによる再販売価格維持行為に対する損害賠償請求訴訟2012

    • 著者名/発表者名
      長谷河 亜希子
    • 雑誌名

      ジュリスト

      巻: 1438号 ページ: 94-97

  • [雑誌論文] フランチャイズ・システムと優越的地位の濫用(1、2、3(完)2010

    • 著者名/発表者名
      長谷河 亜希子
    • 雑誌名

      のちに『優越的地位の濫用規制の解説』別冊公正取引No1(2011)に収録。

      巻: 721号 ページ: 9-13

  • [雑誌論文] セブン-イレブンに対する排除措置命令について、速報判例解説編集委員会編2010

    • 著者名/発表者名
      長谷河 亜希子
    • 雑誌名

      『法学セミナー増刊判例速報解説vol.6』

      巻: vol.6 ページ: 293-296

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公開日: 2014-08-29  

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