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2011 年度 研究成果報告書

成年後見人による権限濫用の防止に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22730084
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 民事法学
研究機関広島大学

研究代表者

神野 礼斉  広島大学, 大学院・法務研究科, 教授 (80330950)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード成年後見 / 後見監督 / ドイツ民法
研究概要

成年後見人による権限の濫用を防止するには、家庭裁判所による成年後見人の選任・監督の手続が重要な役割を果たす。裁判官の増員など、司法インフラのさらなる拡充が望まれる。他方で、裁判所の監督を直接には受けない任意後見制度においては、複数の任意後見人を選任するなど本人における自衛措置も必要であろう。いずれにせよ、成年後見人には一定の裁量が確保されるべきであり、裁判所による過度の介入は、成年後見制度の長所を大きく減殺する恐れがある。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 成年後見関係事件の概況」からみる成年後見制度の10年2011

    • 著者名/発表者名
      神野礼斉
    • 雑誌名

      実践成年後見

      巻: No.39 ページ: 66-74

    • 査読あり
  • [学会発表] ドイツにおける任意後見制度の運用2011

    • 著者名/発表者名
      神野礼斉
    • 学会等名
      第41回日本公証法学会
    • 発表場所
      関西大学
    • 年月日
      2011-06-11
  • [図書] 成年後見法制の展望2011

    • 著者名/発表者名
      新井誠、赤沼康弘,神野礼斉(ほか32名。7番目)
    • 総ページ数
      148-164
    • 出版者
      日本評論社
  • [図書] 高齢社会における法的諸問題2010

    • 著者名/発表者名
      田山輝明,新井誠,神野礼斉(ほか15名。14番目)
    • 総ページ数
      323-342
    • 出版者
      酒井書店
  • [図書] インフォームド・コンセントと医事法2010

    • 著者名/発表者名
      甲斐克則、手嶋豊、神野礼斉(ほか9名。11番目)
    • 総ページ数
      237-257
    • 出版者
      信山社

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公開日: 2013-07-31  

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