研究課題
若手研究(B)
本研究では、性・性別にもとづく差別撤廃に向けた国際人権法の動向を分析し、性的指向・性自認に関連する人権保障の可能性と限界を検証した。結果、性的指向・性自認については3つの方向性、すなわち、(A)性・性別という文言の解釈として読み解く、(B)交差性・被傷性の一例とする、(C)新たなカテゴリーとして規定する、という方向性が確認できた。いずれもの方向性も単体で発生しているように見えながらも、採択の場面や文書の拘束力などの特性をいかしつつ、相互補完的に展開していることが明らかとなった。
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家族<社会と法>
巻: 27号
季刊Sexuality
巻: 53号
季刊教育法
巻: 172号