研究課題
若手研究(B)
本研究では、先進国の福祉国家改革において二つの方向がせめぎあっていることを明らかにした。再商品化と脱商品化である。再商品化とは福祉を就労能力向上のための「社会的投資」と見なす政策である。脱商品化とは働き方、家族形態、ワークライフバランスなどの個人の選択を拡張し、自己アイデンティティの自由な解釈を許容する政策である。福祉国家改革の方向性は、政権政党の党派性よりも、社会運動の影響力によって規定される。
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歴史学研究
巻: 887号 ページ: 1-9
未來
巻: 48巻4号 ページ: 25-33
思想
巻: 1043号 ページ: 145-162
経済学史研究
巻: 52巻1号 ページ: 20-34
http://www.soc.hit-u.ac.jp/~takujit/gyouseki.html