研究課題
若手研究(B)
本研究では、1950年代末から60年代前半における同志裁判所ついて分析した。同志裁判所が扱う事件は、労働規律違反、初犯の比較的軽微な犯罪、近隣・職場でのもめ事(家族内紛争を含む)と広い範囲にわたる。同志裁判という公の場に持ち出すことが控えられるべき範囲は小さく、恋人同士ないし夫婦間の関係くらいである。同志裁判所が活発に活動すればするほど、プライバシーの余地はなくなることが予想される。
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ロシア史研究
巻: 89号 ページ: 23-39