研究課題
若手研究(B)
本研究は、台湾銀行の南進という日本の経済的伸張を象徴する事象を例に、1910~1930年代のアジアに植民地を有した欧州諸国との間で、どのような反応を引き起こしたかを考察する。そこからは、20世紀前半の日本が経済的に台頭するなかで、アジアで繰り広げられた経済的摩擦と、これによる秩序の変容の実態、そして日本が直面した限界とは何であったのかが明らかになると考える。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
信託研究奨励金論集
巻: 第33号 ページ: 1-19