研究課題
若手研究(B)
本件研究では、東南アジアの自動車産業・自動車部品産業の政策・発展の課題に着目し、タイ・マレーシア・インドネシアのアセアン3カ国の自動車産業の発展の歴史、部品調達ネットワーク、生産・貿易の動向並びに国際競争力について分析した。タイ自動車産業は、近年急速な成長を遂げており、2012年に自動車生産台数は248万台に到達し、世界第9位の自動車生産国となった。また、インドネシア自動車産業は、タイには劣るものの近年、順調な成長をしており、2012年に初めて100万台の生産台数を記録し、世界の17位の地位を誇るまでに至った。一方、マレーシアの自動車産業は緩やかな成長に留まり、2012年度の生産台数は57.2万台(世界22位)である。各国の部品メーカーの数を比較すると、タイは2390社、インドネシア850社、マレーシア690社である。輸出に関しては、タイの自動車産業は生産台数約半数を世界中に輸出する東南アジアの自動車輸出拠点として成長している。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
Journal of Asia Pacific Economy
巻: Vol.18, No.3
DOI:10.1080/13547860.2012.742690
Global Economic Review
巻: Vol.42, No.2 ページ: 113-134
DOI: 10.1080/1226508X.2013.791475
RCAPS Working Paper
巻: RWP-13001
http://www.apu.ac.jp/rcaps/page/content0026.html