研究課題
若手研究(B)
本研究では、イギリス福祉国家の再編が、市場競争を重視するサッチャリズムだけでなく、業績の評価・管理を重視する「管理の経済思想」に基づいていたことが究明された。メジャー政権は、サッチャー政権の改革を実施するなかで、「ガバナンス」を高める必要性を強く意識していた。この評価・管理という考え方はニュー・レイバーの政策からも看取することができ、再編が進むなかでその質的転換が起こっていたことが確認された
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九州経済学会年報(九州経済学会)
巻: 第49集 ページ: 143-49
The Keizai Ronkyu (Kyushu University)
巻: Vol. 137 ページ: 37-57
http://hdl.handle.net/2324/18732