研究課題
若手研究(B)
日本の公的な信用保証制度の在り方について研究を行った。保証のつかない貸出や銀行のリスクテイクに与える影響について理論的・実証的に分析を行った。この分析により、信用保証制度は銀行のリスクを高めることが理論的・実証的に明らかとなった。さらに、リーマン・ショックを受けて導入された緊急保証制度の効果についても実証的に検証を行った。この分析により、企業の資金繰りに対して同制度は貢献したことを実証的に明らかにした。一方で、銀行と企業の緊密な関係は、同制度の効果を相殺することも明らかにした。
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Journal of Financial Stability
Journal of Banking and Finance
巻: 37 ページ: 1524-1542