研究課題
若手研究(B)
「東アジアにおける共通通貨圏創設」の可能性に検証を行った本研究により、1)近年急速に進んだ経済統合により、東アジア諸国は最適通貨圏の条件を満たす状態に近づいたことが明らかになり、2)通貨危機や急激な為替相場変動を回避する観点から、外国為替市場においてアジア通貨間為替相場に安定性をもたらす制度的枠組みの構築が必要であり、そのためには3)アジア各国間の通貨協調政策を実現するためには日本政府が主導的な役割を積極的に果たすことが重要である、との結果を得た。
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経済産業研究所ディスカッションペーパー
巻: 13-E-026 ページ: 1-30
『過剰流動性とアジア経済』(大野早苗)(黒坂佳央)
ページ: 46-67
巻: 12-E-032 ページ: 1-30
China Economic Policy Review
巻: 1250011 ページ: 1-31
Monetary Integration in East Asia
ページ: 260-285