研究課題
若手研究(B)
本研究では、満州移民が農村にもたらした経済的な影響を明らかにすることを目的として、最大送出地域であった長野県下伊那地方をフィールドに調査を行った。農業の近代化という視点が不十分であった移民事業は、その実施農村において、戦時農政が求める食糧の増産への対処を困難にさせる結果を招いていた。この点において、満州移民は、戦時農政の桎梏となっていたのであった。
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