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2012 年度 実績報告書

メンタリング行動の先行要因に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 22730325
研究機関松山大学

研究代表者

麓 仁美  松山大学, 経営学部, 准教授 (10549299)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードメンタリング / 組織的要因 / メンター制度
研究概要

平成24年度は,平成22年度に行われたインタビュー調査(第1ステップ)の結果を基に,第2ステップの質問票調査と第3ステップの事後的なインタビュー調査を行った。
第2ステップは,メンタリング行動の先行要因に関する質問表調査である。質問票調査は,関西にある家電メーカーA社に所属するホワイトカラーに対して行われた。ここでは,第1ステップ(平成22年度に実施)のデータをもとに,質問紙の作成を行った上で,調査対象企業と数回にわたるミーティングを行い,ワーディングの変更,修正を行った。そうして設計された質問紙に関して予備的調査を行った上で,修正し,Webによる本調査を行った。調査は,A社に所属する従業員のうち,600名に対して行われ,回収数は328票,回収率は59.6%であった。質問表調査によって得られたデータは,統計用ソフト(SPSS,Amos)によって分析が行われた。
第3ステップは,質問表調査の結果に関するインタビュー調査である。インタビュー調査は,第2ステップの調査協力者のうち40名を対象とした。このインタビューは,第2ステップで行った質問表の調査結果に関する背景の探索を目的として行われた。これらのインタビュー調査は,あらかじめ簡単なインタビュー・ガイドラインを用意しているものの,インタビュイーの語りにあわせて自由に聞き取りを行う半構造化インタビューの形式で行われた。その内容は,調査協力者の了承のもと,ICレコーダーに録音され,後日文書化された。インタビューは長いもので2時間,短いもので1時間30分程度であった。ここで得られた定性的データもまた,第1ステップと同様に,Glaser and Strauss(1967)の提唱する「絶えざる比較法」に基づいて分析が行われた。これらのデータを基に,メンタリングに影響を与える要因とそのメカニズムに関する分析と考察を行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2014-07-24  

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