研究課題
若手研究(B)
本研究では、タンザニアにおけるコミュニティ・ツーリズムを住民参加型のエコツーリズム(ET)と位置付け、「持続可能な発展」戦略としてのETの可能性を検証した。開発手法として有効とされるETは地域の実情により正・負の両効果を生じさせる。また地域社会の発展には社会関係資本が有効に活用されることが多いが、反面、様々な格差を生み出しうる。今後、発展戦略としてETを活用する場合、格差低減の工夫と公平な参加機会の創出、そして地域内ガバナンスの向上が不可欠である。
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本国際観光学会論文集
巻: 第19号 ページ: 33-38