研究課題
若手研究(B)
本研究では、(1)自閉症スペクトラム児(以下、ASD児)および同年代の児童の表情認知における注視部位の基礎データの収集、(2)他者感情理解の手がかりを得るため、人の表情を含んだ状況図に対する視線運動の解析、を行った。その結果、ASD群も定型発達群も、「喜び」「悲しみ」「怒り」表情の一致率は高く、いずれの群も目への注視時間が長かった。また、表情を含んだ状況図状況図の主題を正しく説明できた群は、できなかった群よりも状況図中の顔への注視時間が長い結果となった。
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パーソナリティ研究
巻: 19巻 ページ: 122-133
DOI:10.2132/Dersonalitv.19.122