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2011 年度 研究成果報告書

視線誘導が自閉症スペクトラム児の表情認知に及ぼす効果の実験心理学的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 22730520
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関昭和女子大学

研究代表者

木村 あやの  昭和女子大学, 生活心理研究所, 助教 (00527575)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード自閉症スペクトラム / 表情認知 / 視線 / アイトラッキング / コミュニケーション支援
研究概要

本研究では、(1)自閉症スペクトラム児(以下、ASD児)および同年代の児童の表情認知における注視部位の基礎データの収集、(2)他者感情理解の手がかりを得るため、人の表情を含んだ状況図に対する視線運動の解析、を行った。その結果、ASD群も定型発達群も、「喜び」「悲しみ」「怒り」表情の一致率は高く、いずれの群も目への注視時間が長かった。また、表情を含んだ状況図状況図の主題を正しく説明できた群は、できなかった群よりも状況図中の顔への注視時間が長い結果となった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 中学1年生の共感における役割取得と並行的感情反応、他者指向的反応、感情理解の関係2010

    • 著者名/発表者名
      登張真稲、大山智子、木村あやの
    • 雑誌名

      パーソナリティ研究

      巻: 19巻 ページ: 122-133

    • DOI

      DOI:10.2132/Dersonalitv.19.122

    • 査読あり
  • [学会発表] 視線運動から見たTAT物語の産出プロセスの検討(3)2011

    • 著者名/発表者名
      木村あやの、藤田宗和
    • 学会等名
      日本心理学会第75回大会
    • 発表場所
      日本大学
    • 年月日
      2011-09-17
  • [学会発表] 視線運動から見たTAT物語の産出プロセスの検討(2)2010

    • 著者名/発表者名
      木村あやの、藤田宗和
    • 学会等名
      日本心理学会第74回大会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2010-09-22
  • [学会発表] 視線運動から見たTAT物語の産出プロセスの検討(1)2010

    • 著者名/発表者名
      藤田宗和、木村あやの
    • 学会等名
      日本心理学会第74回大会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2010-09-22
  • [学会発表] 中学1年生における特性共感と表情認知との関係2010

    • 著者名/発表者名
      登張真稲、木村あやの
    • 学会等名
      日本心理学会第74回大会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2010-09-20
  • [図書] 実験用日本人表情刺激の作成とその臨床的適用2013

    • 著者名/発表者名
      木村あやの
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      風間書房

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公開日: 2015-03-12  

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