研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,母親の主観から行動までを含む複数の特徴に着目し,それらの相互関連性,ならびに子どものアタッチメント安定性の発達への影響を縦断的に検討することであった。母親が有する乳児の心的世界への主観は,後の子どものアタッチメント安定性の下位要素と長期的に関連していたが,母親が示す子どもへの養育行動の質にはそうした関連は認められなかった。アタッチメント安定性を育む養育者の要因について複数の視点から検討することの重要性が示唆された。
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ベビーサイエンス (日本赤ちゃん学会編)
巻: vol13 ページ: 44-53
http://www.crn.or.jp/LABO/BABY/LEARNED/13/SHINOHARA_GAKKAISHI.pdf