研究課題
若手研究(B)
アルツハイマー病の研究では、重篤な認知・記憶障害とともに、病態初期におけるコリン作動性神経細胞の顕著な減少と、その後の全般的な神経病理学的異常が報告されている。本研究は、コリン作動性神経細胞損傷によるアルツハイマー病モデルマウスを作製して記憶機能を調べると共に、そのモデルマウスの記憶機能低下に対する薬剤の効果、神経細胞の細胞学的変性の影響を検討した。前脳基底部コリン作動性細胞損傷マウスがアルツハイマー病モデルマウスとして妥当であり、そのモデルマウスに対して数種のコリンエステラーゼ阻害剤は記憶障害改善効果を持つことが示された。
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