研究課題
若手研究(B)
本研究は、睡眠不足や睡眠の質の低下が認知機能に及ぼす影響、及びそれに伴う生理機能の変化を明らかにすることを目的とした。本研究から、①1晩の部分断眠及び連続5晩の部分断眠により日中の主観的眠気が亢進し、持続的注意力が低下すること、②睡眠不足による持続的注意を検出する精度は、PERCLOS(単位時間当たりの閉眼時間の割合)が眼球関連指標の中で最も高いこと、③1晩の徐波活動抑制は、主観的眠気や持続的注意に影響を及ぼさないが、自らのエラーに対する反応を悪化させること、④連続部分断眠中に高作業負荷が伴うと、作業に関わる脳部位で局地的な睡眠恒常性成分の増大が認められることを明らかにした。
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