研究課題
若手研究(B)
(1)準フロベニウス多元環上において、ブレンナー・バトラー傾斜操作の拡張となる2項傾斜鎖複体を構成した。またブラウアー・ツリーに対して、その2項傾斜鎖複体が与える変形操作を決定し、その変形によって全ての導来同値類が得られることを示した。(2)アルティン多元環上の任意の2項傾斜鎖複体に対して、そのホモロジー群が剰余多元環上の傾斜加群になることを示し、その傾斜加群の準同型環を決定した。またこの結果を多元環の表現論における一連の計算手法の中に位置づけ、新たな導来同値多元環の計算手法を提示した。
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Proceeding of the 43thSymposium on Ring Theory and Representaion Theory
Communications in Algebra