研究課題
若手研究(B)
真正粘菌変形体は単細胞生物であり、脳のような高次情報処理機構が存在しないが、環境の変化に応じて適切に行動を変化させることができる。このような環境適応的振る舞いを可能にする化学反応ネットワークの数理機構を明らかにするために、生物実験および数理モデルの作成によって現象の解明を試みた。本研究によって、(1)忌避物質を与えた際の移動方向変更の仕組み(2)原形質ゲルの収縮弛緩運動の情報処理における役割に関する数理解析を行った
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