研究課題
若手研究(B)
量子論の基礎について、既存の手法とは異なるより普遍的な観点から研究を行った。具体的には以下の成果を得た。(1)量子コルモゴロフ複雑性による情報攪乱定理の表現(2)量子論における同時操作不可能性の概念の確立(3)同時操作不可能性の普遍的性質について順序集合を用いた解明(4)一般確率論における状態識別の表現(5)半古典的量子暗号のプロトコルの安全性の検討(6)量子測定過程に関する物理過程の解明
量子論基礎