bクォークの電弱希崩壊b→sμμの排他的終状態B→K^<(*)>μμ、B_s^0→φ(1020)μμ、及びΛ_b→Λμμ崩壊の研究を行った。Λ_b→Λμμ崩壊を世界で初めて観測し、この崩壊を含め世界最高精度で全崩壊分岐比及びレプトン対質量の二乗(q^2)に依存した部分崩壊分岐比の測定を行った。B→K^*μμの崩壊角度分布よりq^2に依存したレプトン前後方非対称度(A_<FB>)、K^*縦偏極度(F_L)を出版された結果として世界最高精度で測定した他、縦偏極非対称度(A_T^<(2)>)及び時間反転非対称荷電・パリティ非対称度(A_<im>)の測定を世界で初めて行なった。結果はいずれも素粒子標準模型に矛盾しないものであった。
|